今日で夏キャンも3日目。スカウトたちは少々お疲れ気味かな。
今日の活動は、ハイキング＆水遊び、火お越し訓練、キャンプファイヤー
まずは、猪野神社までハイキング。じゃがいも村から徒歩で約２時間
やっと、猪野神社に到着しました。
ハプニングです。班長が水着持ってくるの忘れた！
後輩たちは 班長を気づかい、なかなか川に入ろうとしません。
スカウトたちにとって班長は偉大な存在なんですね。
班長が決断しました。洋服のまま川に入ろう！
そうするとみんな川に入ります。楽しい水遊びが始まりました。
後輩思いの立派な班長ですね！
毎年恒例の『滝に打たれ修行するスカウト』
今年は 涅槃仏型？
次は、火お越し訓練。優勝者にはﾌｧｲﾔｰﾏｽﾀｰの称号とオピネルNo.9が授与されます。
ﾃﾞｨﾌｪﾝﾃﾞｨﾝｸﾞﾁｬﾝﾋﾟｵﾝのけんちゃん３連覇なるか！班長が最後の戦いに勝利するか！
こんな感じでみんな頑張ってました。〜写真をクリックすると大きくなるよ
けんちゃん の勝利！
3連覇おめでとう
班長も頑張って糸を焼き切ることができました
後輩たちは、隊長から なた＆ナイフの使い方の指導を受けます。
次は、頑張ってね
今夜は皆さんお待ちかねのキャンプファイヤー
エールマスターは、元気なボーイ隊隊長。
絶妙な『トーク』で楽しい雰囲気を創っていただきました。
すべての歌＆スタンツを紹介したいのですが、今日は一番人気、
美女
？と野獣
チーム（指導者）の『アンノンスカウト物語〜博多バージョン』 をご紹介します。
1909年の秋のことでした。アメリカからロンドンに来た出版業のウイリアム・ボイス氏は
市の中心部で、ある事務所を探していましたが、道がわからなくて困り果てていました。
そのとき霧の中からひとりの少年が近づいてきました。
「おじしゃん。どげんしたと。何か手伝うことある？」
と少年は言いました。
「あーびっくいした。急にゆうたらびっくりすっばい！」
事務所がわからなくて困っていることがわかると、少年は先に立って、
その事務所までボイス氏を案内しました。
ボイス氏は、アメリカ人の習慣で、少年にチップをあげようと、
ポケットに手を入れました。しかし、ボイス氏がチップを取り出す前に、
少年は勢いよく右手を挙げて敬礼をしました。
「よかよか、ボーイスカウトやけん。今日はなんかいいことをしようと
思っとったと。人に親切にするのは当たり前のことやけん。
もうーよかですよ。」
と少年は言いました。少年からボーイスカウトのことを聞いたボイス氏は、
用事を済ませてから、少年にボーイスカウトの本部まで案内してもらいました。
そこで、ボイス氏は ボーイスカウトとは何なのか？尋ねました。
「簡単に言うなら。。人の世話には絶対にならんと。
そいでね。だけどね。人のお世話は一生懸命すると。
そしてね。何もいらんと。
もうそれだけの気持ちだけででうれしいと。
そういう気持ちを育てるのがボーイスカウト。
よーと覚えといてね。
」それを聞いたボイス氏は、アメリカに帰って大統領のタフト氏に話をし
やがて、アメリカでボーイスカウト運動が始められたのです。
その少年はどうなったのでしょう。その後誰も知りません。
しかし誰も知らないこの少年の小さな善行が、アメリカのたくさんの少年に
ボーイスカウトを伝えるもとになったのです。
めでたし
めでたし キャンプファイヤーも、そろそろエンディングです。
みんなで歌う『Ｔ.Ｉ.Ｒ.Ｏ』で 今日はおしまい
福岡第40団広報委員
