日本連盟機関紙「SCOUTING」2009年7月号に掲載された信州大学教育学部
医学部大学院教授 寺沢宏次氏 の論文の一部をご紹介します。
・鬼ごっこ、野球、かくれんぼは、必ずコミュニティーを作らなくては
成立しませんが、テレビゲームなどには、その必要はありません。
コミュニティには、医療、医学の原点となる「癒す・治す」を包含して
いることが明らかになってきています。
・便利な生活に囲まれているがために学びのプロセスが脱落し、脳が学習
できない、つまり経験・工夫をとおして、身体で「わかる」過程を失った
のです。
・この状況を改善していく一つの方法としてキャンプがあると思います。
キャンプは、仲間と集い、身体を動かし、一緒にご飯を作り、一緒に
ご飯を食べ、癒し、癒されながら脳を活性化し、それらのプロセスに
よって子どもたちは本当の幸せを感じていくことが考えられます。
〜以上 日本連盟機関誌『SCOUTING』2009年7月号より抜粋
テレビゲームの影響なのか?
最近、キレやすい子どもが増えているように思います。
少年は 野へ出よう! そして仲間と いろんな体験をしよう!
きっと 君の人生にとって とっても大切なものを見つけられるから。
ボーイスカウト福岡第40団広報委員