スカウトの言葉

ボーイ隊の思いで ~ 卒業する先輩より

かえる ワシ班 班長 みむらくん かえる

僕はボーイ隊の活動はカブ隊の頃、とっても楽しいものだと思っていた。
だけど、ボーイ隊に入って一年目のとき、そんな思いとは裏腹に活動場所までは自転車移動だし、キャンプだったらものすごくコキ使われるから、とても大変だっ た。
二年目になったら、僕にも後輩ができて、活動がしやすくなったり、班全体が明るい班になったりした。
三年目になると自分が班長の代わりなることが多くなって、みんなをまとめたり、仕事分けをすることが意外にも難かしかった。
ちょっと自慢できることは火越しゲームで、常にNo.1でFire masterのオピネルNo.9を手に入れたことだ。
恒例の50キロハイクでは、四年間完歩できて嬉しいが、最後の年では迷子になったり、予想よりも時間が遅れることが一番情けなかった。
思い返すと僕は、活動を通して学校友達ではなく、部活友達でもないスカウト仲間という普通では持てない特別な仲間を持っていたんだなとしみじみ思う。

かえる ワシ班 次長 さかのうえさん かえる

ボーイスカウトでのこの4年間は、普段暮らしている時にあまり気付かないことを考える事がたくさんあったと思う。
私はカブから昇進するときはとても楽しみだった。自分たちの立てたテントで寝たり、自分たちで調理したりするというのはカブではほとんどやる機会が無かったから。
しかしボーイでの生活は、想像以上のものだった。冬、米をとぐ時や、食器等を洗う時には手が凍ると思うぐらい冷たかったし、テントなんて、雨の日には床がぬれるし。。。
今になってみればキャンプの時は毎回雨が降っていた気もする。
もちろん、嫌なことばかりではなかった。
ただ、私がボーイで活動する好きなことといえば、あんまりボーイでやれることではなかった。
例えば、手旗だとかはそれほどやるものではなかった。他に好きだったことは、「ローマ戦車」とか。毎回上に乗っていたが、上に乗っているのもかなりつかれたりした。
火おこしなど、できるようになるのは、うれしかった。
後半の2年間は、今まで以上にきつくなり、部活や習い事での欠席も多くなった。
今年でさえも、あんまり活動に参加できなかった。それでも、ボーイスカウトでは、学んだことがたくさんあったと思う。自然に触れ、自然を学び、さらにチームワークを大事にしながら活動していくのはとても楽しかった。
今まで、ありがとうございました。

かえる 黒ヒョウ班 班長 たかやまさん かえる

ボーイ隊での一番の思い出は最後の50Kハイクで良い記録が出たことです。
班の団結、そして自分の自信となりました。
それから最後の夏キャンプでは改めて班の団結力を知ることができました。
それは、辛く挫けそうな時、班員のおかげで又頑張ろうと思える事が出来たからです。黒ヒョウ班は、班員の誰かの気持ちが落ち込んだ時、他の班員が笑わせて楽しくさせてくれます。
困ったことがあればお互い助け合います。そんな黒ヒョウ班が大好きでした。
しかし、まだ改善が必要なところもあります。それは、班員一緒に行動してしまい時間が足りなくなる事。
そして、まだまだ団結力が足りない事です。
次の班長には、今よりもっと良い黒ヒョウ班を作って頑張って欲しいです。

かえる 黒ヒョウ班 次長 つむらさん かえる

ボーイ隊の活動は、きつかったけど楽しかったです。
私はなかなか参加できなかったけど、これだけはと思って50kmナイトハイクはかならず参加しました。
そして4回とも完歩することができました。
最後の50kmは一番上として歩いて、きつかったけど、くろひょうのみんなが楽しくてあっという間でした。
それから、キャンプなどで、自分でまきを拾って、まきを組んで火をつける。
これができたときは、ものすごくうれしかったです。
ボーイスカウトではいつもの生活のありがたさも感じるし、活動では新しい発見もたくさんありました。そしてボーイは自分に自信をつけることもありました。
本当にありがとうございました。

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